チチ★ハハ VOICE 卒所生保護者のメッセージ⑥
3月に卒所式を行った
卒所生の保護者が
文集のために寄稿してくれた文章を
ご紹介しています。
R.S(OB)母より
6年生の皆さん
ご卒業おめでとうございます。
上の子から考えると、10年も学童にいました。
2歳だったRと共に通い始めた学童。
10年耐えられるか不安だった私に、教えてあげたい。
長かったようであっという間の10年でした。
めっちゃ楽しかったです。
Rが小さいときは行事に参加しても
学童っ子と一緒に活動できないから
泣いて抗議したり、ふてくされたり
机の下にもぐったまま、寝ていたこともありました。
やっと学童っ子になれたと思ったら
学童内で姉とケンカ、同級生とケンカ
上の学年の男の子とケンカ…。
その都度指導員が間に入って
お互いの話を聞いて、仲裁してくれました。
高学年になると
リーダーシップをとるわけでもなく
のらりくらりと気が向いた時だけ
学童に通っていましたが
行けば暖かく接してくださり、ありがたかったです。
Rは家の中では猫みたいに自由で
座っているより圧倒的に
布団の中にいる時間のほうが長く
ときには半日近く寝ています。
家の外では父の事を「父さん」
母の事を「Mさん」(母の名前)と呼び
「外ではRちゃんとできるだけ呼ばないで」
と言われ、思春期やってるなあと感じます。
しかし学童では
「Rちゃん」と呼ばれても平気だそうです。
家と外との中間地点である学童は
本人にとっても私にとっても
居心地がいいところでした。
Rへ
今でもいろんなことに
巻き込まれたり、巻き込んだり
危なっかしいところがありますが
中学生になったらもっと
自分の頭で考えて、行動しなければなりません。
先のことを考えると不安も大きいですが
君の人生は、希望と可能性に満ち溢れています。
笑いが絶えないS家ですくすくと育って
懐が深い人になってください。
いままでS家と関わってくださった
全ての皆様、ありがとうございました。
来年度 新入所児童募集!
2024年度の新入所児童を募集いたします。
入所説明会の開催日がきまりましたらお知らせいたします。