チチ★ハハ VOICE 卒所生保護者のメッセージ④

3月に卒所式を行った
卒所生の保護者が
文集のために寄稿してくれた文章を
ご紹介しています。

R.I(OB)母より

学童へ行くまでは
自分のことを「Rくん」と言っていたのに
学童初日いきなり
オレ」に変わってしまった時の
衝撃は忘れられません。

一日で一体何があったんや?
しかも高学年のことも呼び捨てにしてるし!
これでいいんか!?
という思いが、一瞬で駆け巡りました。

しかし、場所見知り・人見知りを
しがちだったRが初日から
高学年とも野球を一緒にさせてもらって
自分の居場所を新たに作れたことは
親としてはとても嬉しく
とりあえずは一安心でした。

アウトドアを一切しない父母なので
経験させてあげられなかったキャンプや
川遊びを学童で経験できたのは
よかったのかなと思います。

学年が上がるにつれて
「学童行くの嫌や」
「えーキャンプ行かなあかんのー?」
「運動会出たくないわー めんどくさいわー」
と文句タラタラでしたが
なんとか卒所を迎えることができて
ほっとしています。

5、6年生ともなると
一人で留守番はできるし
「別に学童に行かなくても大丈夫やのに」
と反発もありました。

私自身も留守番させることにそこまで
不安があったわけではありません。

しかし、「学童」という居場所は
家族以外の大人が
成長を見守ってくれる場所であり
親には言いにくいことも
指導員になら話せるんじゃないか

親が気付かない変化も
見つけてもらえるんじゃないか

親とは違う目線で見てもらえたら
こちらも安心…と
最終的には私の安心のための
学童だったように思います。

2年生からグループ帰りで、お迎えに行かなくなり
3年生からはコロナ禍で、家族も増え
学童に行くことも減ってしまいました。

たまに行事の準備や署名に参加した時
学童での様子を指導員に聞くと
いつも親身になって
たくさんお話ししてくださいました。

特にあんちゃんには6年生の運動会前に
ご迷惑をおかけしました…

また、先輩父母の皆様にも
いろいろなことを相談できて本当に心強く
いつもRのことを気にかけてくださって
たくさんの目があるという環境が
本当に安心でした。

アウトドアが苦手なので
潮干狩りやキャンプには一度も行ったことがないし
次男が生まれてからは行事の
お手伝いも難しい状況でしたが
その中で自分なりに
学童に貢献できることを…と思って
運動会の賞状や卒所式のめくりなど
字を書く仕事は、積極的に引き受けてきました。

字を書くことが好きで
それを重宝してもらえたことは
嬉しかったです。

賞状やめくり、優勝カップのリボン、応援の旗など
普段のお稽古では書いたことのないものを
書く機会ができて勉強にもなり
楽しかったので感謝しています。

☆M、Y、K、S、Y、R、S(卒所生全員の名前)
卒所おめでとう!
6年間最後まで学童を完走した今
どんな気持ちですか?

楽しかったこともそうでなかったことも
色々な気持ちが
入り混じっているかもしれませんが
6年間のたくさんの経験をもとに
これからの中学校生活も
一生懸命過ごしてください。

みんなの未来が明るいものとなるように
祈っています。

☆R
卒所おめでとう!
お母さんのわがままで
6年間通ってもらった学童やったけど
Rにとってはどうやったかな…?

最近は習い事の日以外にも
1日は学童を休む日を作って
なんとか卒所までいてほしいという
気持ちでした。

Rにはきゅうくつな思いをさせたかもしれません。
もっと自由に遊びたかったり
家でゲームしたかったり
学童で過ごす時間は
そんなに楽しい時間ばかりじゃなかったかもしれません。

班長は絶対にやりたくない
行事もめんどくさい…

班長じゃないけど高学年としての
責任を感じることもあったでしょう。

親以外にもいろんなことを言われて
嫌になることもあったでしょう。

でもきっといつか
この6年間の学童での時間は
かけがえのない時間だったと
気付く日が来ると信じています。
お母さんはRを学童に入れたことは
間違ってなかったと胸を張って言えます。

中学校では野球はしない、
吹奏楽部か書道部に入ると言っているけど
自分のやりたいことを
思う存分熱中してくれたらそれでいいよ。
いつまでも素直なRでいてください。

最後に、指導員の皆様、保護者の皆様
6年間本当にお世話になりました。
また3年後、次男がお世話になると思います。
賞状書きしますので入所させてください。
お願いします!

来年度 新入所児童募集!

2024年度の新入所児童を募集いたします。
入所説明会の開催日がきまりましたらお知らせいたします。